二度目の富士山まで自転車で行く!
8月12日、自転車で三島駅から富士山を目指してスタートしましたが、あえなく失敗。
その様子はこちら
そのリベンジです。
コースは前回のあまりにも人気がなく怖すぎたので変更↓
三島駅~富士山富士宮口五合目まで
距離が52km
標高差は2340m
やはり今回も夜中の行動。
三島まで、新幹線こだま。
22:30 自転車でスタート!
前回と同じように写真を撮ってみました。
左:今回 右:前回 何もかわらないなぁ…
00:10 ちょっと休憩
休憩ご、スタートしたら…
パンク!!!!!!!!!!
予備のタイヤを持ってきているのでタイヤを交換です。
この作業が、けっこう大変…
でも、前回とルートを変えたことで、コンビニの駐車場で作業できたのは幸いでした。
02:00 樹海に入る
。
写真を撮っても真っ暗だから撮りませんでした。
いや、正確にいうと忘れていました…
樹海に入ると前回より短いとはいえ、かなり怖いのは変わりません。
前回の方が長かった!
武尊のトレイルはもっと怖い!
などと、自分を励ましながら進みました。
中盤までさしかかったとき、すでに疲れて自転車を押していました。
そんなとき、右の樹海から
ウォー!!!
と動物のうめき声が聞こえました。
姿はみえませんが、距離は10mぐらいに感じます。
絶対に熊!!
やばい、逃げろ!!
逃げる方向は絶対に上り、だってしっかり逃げたら、自分は絶対にまた上るから!!
走って逃げてもダメ、熊に追いつかれる!!
自転車を漕いで逃げるしかない!!
疲れて自転車を押していた体に、いきなり力がみなぎった!!
疲れて自転車を漕げないと思っていてあのは単なる甘えだと気付かされた。
結局、熊の姿を見ることはなかったが、自転車で猛ダッシュで1キロはきたと思う。
ふっ、と力が抜けた。安心したのだろう。
その瞬間、右足のふくらはぎがつった…
やっぱり、体は疲れていたのだ!(笑)
単なる甘えではなく安心した。
そこからしばらくすると、富士山五合目富士宮口(標高2400m)と富士山五合目御殿場口(標高1400m)の分岐点。
先程、自転車がパンクして予備のタイヤを使ってしまったので、次にパンクをすると帰れないということを考慮して、御殿場口に目的地変更!!
3:30 御殿場口に到着
ここまでの距離は35.7km
登山口にはこの時間でも既に100人ぐらいの人がいた。
そして、各々のタイミングで登り始めていた。
現在3:30、帰るにしては早すぎる。
御殿場駅まで15km、今から帰っても電車はない。
ならば、富士山を登ってしまおう!!
ということで、自転車を置いて登山開始。
少し登って振り返れば、写真では伝えきれない素晴らしい夜景が広がっていた。
それから、30分もすると辺りは明るくなってくる。
そして、御来光。
7:04 既に2:30登っているが…
やっぱり富士山って高いなぁ…
なんでだろ、足がぜんぜん前に進まない。
他の人達にドンドン抜かされる。
60代後半とみられる夫婦とペースが変わらない…
10:00 もう、ダメだ…
ハラも減って動けない。
先ずは腹ごしらえ。
帰りを考えると、この辺が限界かな…
山頂が見えているが、行ける気がしない…
ここは御殿場口7合目わらじ館、標高3050m。
自転車と徒歩を合わせて3000m登ってきたことになる。
まぁ、よく頑張ったのではないかな。
来年こそは、山頂まで行ってやる!!
下りは「大砂走り」という道で、ずっと細かな砂利道
これがなかなか走りやすい!!
カラー食べたら少し元気が復活で、簡単に下れてしまった。
11:44 あっという間に、御殿場口五合目。
上りは6時間30分かかったのに、下りは1時間30分しかかからなかった。
あまりの差に驚いた!
ここからは、自転車で下るだけの15km。
と思っていたのだが…
なんと、自転車のタイヤにまたトラブル…
結局、御殿場駅まで自転車を押して歩いて帰りました。
14:40 御殿場駅到着。
これで今回のリベンジは終了。
リベンジになったような、なってないような…
来年は山頂まで行く!!
それができたら、リベンジ成功だ。